

新生活シーズン本番
ハレの日スーツ攻略術
新しい季節を
新しいスーツスタイルで迎えたい。
本格的な英国仕様の
スーツラインナップが豊富な
ブラックレーベル・クレストブリッジが
新作スーツを軸とした
選び方と着こなしをガイダンス。
印象力UP
ネイビースーツの新提案
王道のネイビースーツは、遊び心があるものを選んで差別化したい。そこでベストチョイスといえるのが、ブランドアイコンであるクレストブリッジチェック柄を2種類の撚り方向の異なる糸で表現した唯一無二の生地で仕立てたアンコンスーツだ。この生地は日本で最も長い歴史のあるスーツ生地メーカー御幸毛織への別注素材。モヘヤをブレンドし高密度で織ることで、光沢感がある見た目としっかりしたハリのある質感が特徴である。セミワイドカラーの白シャツの生地も、織り柄でクレストブリッジチェックを繊細に表現したもの。ネクタイは柄でリンクさせてグラデーションチェックを選んでみた。清潔で落ち着いた印象でまとめつつ、実は遊び心とこだわりが随所に散りばめられた着こなしは、スタイルとセンスを持つ人だけに許された特権といえる。普通のネイビースーツに満足できない方に、ぜひ取り入れてほしい。
BAG
ビジネスバッグの正解を
アップデート
ビジネススタイルの基本であり、誠実な見た目を演出するブリーフバッグは、仕事着のカジュアル化が進むなかでもシーンや着こなしによって必要となるアイテムだ。これは、ブランドアイコンのクレストブリッジチェック柄を織りで表現した生地をボディに使ったもの。ビジネスシーンを考え抜いて設計しており、15インチノート型PCサイズが収納できるスペースと、コンパートメント多数のポケットをスタイリッシュな見た目のなかに備えた。トリムにエンボスの加工を施すことで品のいい雰囲気に。新しいシーズンに合わせて、バッグを新調してみてはどうだろうか?
脱無難
グレースーツの魔法
ブラックレーベル・クレストブリッジのルーツであるとともに、スーツの生まれた国でもある英国。そのムード満点なのが、グレーのグレンチェック柄スーツである。この柄は別名「プリンス・オブ・ウェールズ」とも呼ばれ、クロージングスタイルの模範ウィンザー公が愛用していた柄。そんな高貴な柄の生地は御幸毛織への別注品で、光の当たり方で幾重にも表情を変化させる独特の色調が特徴。上でご紹介したブラウンのスーツと同じ「MODERN COMFORT FIT」モデルを採用していて、胸からウエストにかけての美しいプロポーションは着用したときにその真価を発揮してくれる。こちらは、よりフォーマルなスリーピース仕様となっているので、セレモニーでの着用などにもぴったり。着こなしはレギュラーカラーのシャツとトーナルカラーで構成されたチェック柄のネクタイで、優しい印象と季節感のあるVゾーンで。チーフをパフドで挿せば、ハレの日にふさわしい少し華やいだ印象にまとまる。
TIE
今こそネクタイ最強説
ノーネクタイが広まったビジネスシーンにおいて、ネクタイの意味とは?それは「スタイル」「センス」を備えたレベルの高い装いをしているという名刺代わりなのだ。だから、もっとネクタイを!もちろん、ハレの日をはじめ、ネクタイが必須のシーンや環境があるから、その選び方も改めておぼえておきたい。まず、スーツやシャツの色を拾った同系色が使われたものを選んでみると大概うまくいく。あるいは四季のある国だから、季節の花や景色をイメージしたものを選ぶとコミュニケーションのきっかけになる。いろいろな柄のものがあるが、ストライプ、小紋、チェックといったクラシックで定番のものを選ぶと、卒なく品のいいVゾーンが演出できる。
定番認定
ブラウンスーツの魅力
ネイビーとグレーに次ぐスーツ“第3の色”。それが近年人気のブラウンカラーである。とにかく見た目が新鮮かつスタイリッシュに見えること間違いなし。気になる着こなしは、まず定番の白いブロードシャツと花小紋柄のネクタイでスーツとトーン・オン・トーンのVゾーンでまとめてみてほしい。ビジネスだけでなくブライダルシーンでも活躍してくれそうなヘリンボーン柄のスーツ地は、世界最高峰の生地を作るErmenegildo Zegna社の「TRAVELLER」を使用。美しい光沢とともに耐久性も備えた名作生地である。スーツのスタイルは立体的で美しいシルエットが特徴の「MODERN COMFORT FIT」を採用。縫製は青森県にある名門スーツファクトリーによるもので、肩に馴染む丸みのある美しいショルダーラインは手仕事そのもの。ジャカード織りで表現したクレストブリッジチェックの裏地やロゴを刻印した本水牛ボタンの使用など、ディテールワークも追求したプレミアムな一着である。
SHOES
こんな素晴らしい靴が
あったのか!
スーツスタイルにおける足元の基本にして最も品格の高いのが、内羽根式のストレートチップ。その見た目を備えながらレースステイのサイドにゴム素材を仕込むことで、ローファーのように簡単に着脱できる“目から鱗”の一足がこちら。デイリーライフはもちろん、お座敷の宴会や靴の着脱が多いシチュエーションの職場などで、見た目は凛々しく所作もスマートにしたい人にとって最高の選択肢となる。高級感が漂うアッパーのレザーはアンティーク加工を施したことによる独特なトーンが特徴。アッパーの縫製から最終加工までをすべて日本の熟練の職人によって行われているこだわりの詰まったプロダクトでもある。